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■「広島・八丁座」見学会に行ってきました

10月15日(土)、広島の劇場「八丁座」(株式会社・序破急)へ見学会を行いました。(参加人数7名)

広島の中心地、電鉄「八丁堀」駅のすぐ目の前にある百貨店・福屋本店の八階にある「八丁座」
 ここは以前、松竹東洋座と広島名画座があった場所で、2008年4月に閉館になってからしばらくは空き家状態でした。同じく広島市中心部にあった他劇場も閉館が続き、他県と同じように郊外での大型シネコンで映画を観るというスタイルになりつつありました。

 そんな中、序破急・蔵本順子社長、蔵本健太郎氏が中心となり「広島市の真ん中から映画館の灯を消してはならない」「江戸時代の芝居小屋に集まった民衆の熱気をよみがえらせたい」との思いで、この地に八丁座(壱・弐の2スクリーン)を2010年11月にオープンさせました。
 しかしながら、シネコンは駐車スペースも豊富で、上映作品も選べる、さらに映画だけでなく買い物も出来るとあって、なかなか強敵です。八丁座がそれらと差別化を図ろうとした部分は何だったのでしょうか。

 「非日常の空間造り」
 八丁座が選んだものは、映画館が特別なお出かけの場所だった頃のドキドキ館を演出する、おしゃれでモダンで幅広い世代に愛される劇場をつくることでした。


 内装は和風モダン。エレベーターから降りると真っ先に目に入るのは大きなふすま。これは京都東映撮影所の大道具美術渾身の一作です。他にも映画作品に使用されたあんどんなどが使用され、映画の現場の息吹が伝わってくるようです。
 もっともこだわったのが座席です。一般的な劇場ではすべて同じシートですが、八丁座「壱」ではメインのシートが2種類あり、幅80センチの木肘仕様のものと幅85センチのソファー総張仕様のもの。どちらもゆったりくつろげて、隣の客と肘かけを取り合うような心配もないサイズです。また、遊び心のあるカウンター席、粋にすごせる7人掛けの畳席などもあり、ひとつの劇場だけでもいろいろな面で楽しめます。
 和風な造りですが、3D上映にも対応した映写設備で最新作から過去の名作まで上映出来るので幅広い映画ファンに対応出来ます。また、併設された「茶論 記憶(サロン キオク)」では素材にこだわったコーヒーやお茶で映画の余韻に浸ることも出来ます。

 姉妹館である「シネツイン本通り」「シネツイン新天地」も拝見させていただきましたが、それぞれ個性的な雰囲気があり、子供のころ足を運んでいた懐かしい映画館に戻ってきたような気持ちがしました。

 仕事の帰りに待ち合わせして映画を楽しむ。休日にいつもよりおめかしして街の映画館へ出かける。映画がいちばんの娯楽だった時代の熱気さえ戻ってきそうなバイタリティを広島の中心部から感じることが出来ました。

八丁座 設備一覧(パンフレットより引用)
<八丁座 壱>
●座席数 170席(内 カウンター席9席 畳席7人掛け 車椅子席1席)
●イス マルニ木工製オリジナルシート 幅80cm(木肘仕様) 幅85cm(総張仕様) 列間隔142cm
●スクリーンサイズ 幅9m40cm x 横4m(最大シネスコサイズ)シネマスコープ、アメリカンビスタ、ヨーロピアンビスタ、スタンダード
●ドルビー・デジタルEX 7.1チャンネル
3Wayメインスピーカー JBL4732T(トライアンプ仕様)x3本
サラウンドスピーカー JBL8340 x16本
サブウーファースピーカー JBL4642A x2本
●3D リアル3D方式
<八丁座 弐>
●座席数 70席(内 カウンター席9席 車椅子席1席)
●イス マルニ木工製オリジナルシート 幅80cm(木肘仕様) 幅85cm(総張仕様) 列間隔139〜142cm
●スクリーンサイズ 幅7m40cm x 横3m(最大シネスコサイズ)シネマスコープ、アメリカンビスタ、ヨーロピアンビスタ、スタンダード
●ドルビー・デジタルEX 7.1チャンネル
2Wayメインスピーカー JBL4722N x3本
サラウンドスピーカー1 JBL8340 x10本
サラウンドスピーカー2 JBLControl129A-1 x1本
サブウーファースピーカー JBL4642A x2本

<参加者の声>
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 劇場は広島の中心の繁華街にありますが、デパートの中にあるので正面以外は看板も無く少しウロウロしました。劇場に着いて中を見学しましたが、他の劇場には無い雰囲気を感じました。

 舞台では社長自ら同好会の人達と踊りお客様を楽しませ、スタッフもハッピ姿で接客するなど劇場の中は歌舞伎座をイメージした作りに成っていました。一番の驚きは、椅子がソファー形式で、両サイドも気にならずにゆったり観賞出来たことです。カーテンも緞帳式でライトも提灯を使用した雰囲気でした。
 サラウンドスピーカーが壁にそのまま付いていたのは少し残念に思えました。壁の色に合わせるなど、少し工夫してもいいのではないかと思いました。

 上映していた番組のせいかもしれませんが、年長者が多く来館して落ち着いた雰囲気の中で、劇場の中心で映画鑑賞を、仕事を離れて映画を堪能させていただきました。画面のピントや音のバランスも良く観賞出来ました。

 これからは劇場も個性を持つ時代でなければ生き残っていけないのかと思いました。
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 劇場の内装は素晴らしく、それだけで一見の価値があると思いました。もし、同時期に同じ作品がシネコンで上映されていたとしたら、迷わず八丁座を選ぶだろうな・・・

 お話を伺った支配人様から映画に対する愛情や熱意が伝わって来ました。スタッフの方々も映画好きな方ばかりだそうで、上映スケジュールやタイムテーブルがわかりやすく記載された小冊子がロビーに置いてありましたが、それらもみなさんが編集なさったとか。
 そういう方々が皆でアイディアを持ち寄って楽しみながら八丁座という劇場と広島の映画熱を盛り上げようとしている。その気概こそが、八丁座にとって内装や座席以上の大きな武器なのかもしれないなと思いました。
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special thanks / 株式会社 八丁座 http://www.saloncinema-cinetwin.jp/

■「映画美学校」内覧会に行ってきました

映画美学校」の渋谷移転にともなう内覧会にお邪魔してきました

映画美学校は、アテネ・フランセ文化センターとユーロスペースの共同プロジェクトとして1997年に発足し、2000年4月に東京都からNPO(特定非営利活動法人)に認証された、映画制作に携わる人材を独自の環境で育てる教育機関です

映画制作を学ぶフィクションコース・ドキュメンタリーコース、外国映画の翻訳を学ぶ映像翻訳講座、映画普及ためのマネージメントを学ぶ映画上映専門家養成講座、更に音楽制作に特化した音楽美学講座があります。
2011年5月からはアクターズ・コース、脚本コースも開講します。いずれのコースも、授業は平日の夜間、あるいは土曜日、日曜日に行なわれています(脚本コースは昼間のコースも開講)

渋谷「KINOHAUS」の2フロアを使用する映画美学校の地下一階には試写室・MA室・ミニスタジオ・教室があります。

一階は小さい舞台があり、パーティや講演会場としても使用できます。エントランス含めると40席ほど設けられ、ケータリングサービスを行えるカウンターの設備もあり、オリジナリティあふれる学校を象徴するようなフロアになっています

KINOHAUSの2階は『AUDITORIUM shibuya』、3階は『ユーロスペース』、4階は『CINEMAVERA SHIBUYA』となっており、それらの営業状況によっては映画美学校の生徒が使用する場合もあるそうで、映画制作だけに留まらない自己表現の場が多く用意されていることがわかります


今後、渋谷から新しい感性の映画人が多く生まれてきそうな、そんな学校ですね

映画美学校 http://www.eigabigakkou.com/


■「Tジョイ長岡・見学会」に行ってきました

7月19日(月・祝)にTジョイ長岡(新潟)の見学会を行いました

休日の忙しい最中でしたが、3Dに対応したデジタルシネマ設備を見学する機会はなかなか無いので、見学させていただきました
また、ご好意で作品を鑑賞させていただきましたが、長時間座っていてもお尻が痛くならないテンピュール素材を使用した座席や、ゴミを極力出さないように紙コップやプラスチックなどの容器ではなくグラスや陶器を使用するなど、独自のスタイルを用いたシネコンでロビーも各スクリーンも大盛況でした

<参加者の声>
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「初のシネコンの表裏を見学できましたこと、関係者の皆様に厚く御礼申しあげます。
映写室はなにか工場にいる感じでした。19歳で映写室入りした小生は、ただ驚くばかりでした。
場内では特席での観賞ができ 大スクリーン そしてバツグンの音響効果〜。 
大満足な見学会でした。」
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「満員のロビー、チケットを購入するお客、コンセッション(売店)でポップコーンやポテトを求めるお客、それぞれテンサバリヤーで区切られた順路で並んでいる。3連休最後の日、まさかローカルでこんなに混んでいるとは、想定外であった!
 T-JOY側に無理をいってお願いをし、スクリーン2で「踊る大捜査線」を鑑賞させていただいた。スクリーンサイズは横は12m位、場内はシネコン特有のスタジアム形式。
エンディングの時に右側フォーカスが合っていなかったのが、気になった。
 映写設備に関しては、都内のシネコンよりかなり、高価な設備を導入している。
35mm映写機は全て、Kinoton社(ドイツ製)、ノンリワインド装置も同じ、音響は全館ドルビーデジタル、サラウンドEX対応、スピーカーは、JBL、アンプはAMCRONだった。鑑賞したスクリーン2の映写レンズが気になったので、サイズを尋ねてみたところ、「わからない」との事。

 T-JOYのシネコンは他社との大きな違いはODS(Other Digital Stuff)の考え方だ。
ODSとは?大まかに言うと、映画以外のコンテンツのこと、例えば、先日のワールドカップの中継や、大晦日恒例の格闘技中継を劇場の大画面で観賞するということである。もちろんパブリックビューイングと異なり有料(映画鑑賞料金より高額!)で。
 松竹はシネマ歌舞伎、東宝は宝塚歌劇団をODSとして配信して運営している。長岡T-JOYでも、先日のワールドカップを3Dで上映していたとの事。

 T-JOYはデジタルシネマ導入に世界で始めて導入したシネコンということもあり、全サイトにデジタルシネマ機が設置されている。長岡でも、NEC製とSONY製の2種類が導入されていた。デジタルシネマの取扱は、誰でも簡単に行うことができ、映写スタッフも技術的な事は「わからない」との事(苦笑)!
 せっかく、良い設備を導入しても、わかるのは、業者だけ?といつもシネコンへ行くとガッカリするのだが、会員の中にも、無断で映写室内を撮影しようとしたり、フラッシュを焚こうとする方もいた。次回はご注意を!」
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「忙しい最中、見学会にとても親切に対応して頂き、スタッフの皆様ありがとうございました。
映写室を見せてもらいましたが、少ない人数であれだけのスクリーンの映写をこなしているのに、大変驚きました。」

機会があればまた見学会やセミナーなど企画いたします。今回参加できなかった会員のみなさんも次回は是非ご参加ください

special thanks/ ティジョイ長岡(http://www.t-joy.net/site/nagaoka/)


■「cinecafe soto」に行ってきました

JR十条駅前に映画(35mmです)を上映するカフェがあるというので、お邪魔してきました

お店の名前は「cinecafe soto」といいます

上映会や音楽イベントなどを開催しています。上映会では作品のテーマにあわせた食事が用意されたりするそうです。ただお茶や食事をゆっくり楽しむだけでもよさそうな、とっても雰囲気のいいお店でした。映写連盟でも今後なにかの機会があれば利用させていただこうかと考えています
 お近くに寄った際には、訪れてみてはいかがでしょうか



(chinecafe soto http://www.cinecafesoto.com/ )

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